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40代 50代 働き盛りのエンディングノート

40代でエンディングノート?!
50代でエンディングノート?!

気になるけどまだ早いかなと思われる方が大半かもしれません。
自分より親に書いてほしいと思われる方もいるでしょう。
しかし20代30代のころと違って、ぼんやりとでも後半の人生を考えることはありませんか?

40代、50代について孔子の論語ではこのように記されています。

「四十にして惑わず」
あれこれ迷うことがなくなったという意味。
自由に物事を見ることが出来るようになるという年代です。
自分を限定せず、これまでの経験を生かしてもっと可能性をひろげなさいという解釈もあります。


「五十にして天命を知る」
狭い枠にとらわれることなく、自由に物事を見ることが出来るようになるという意味。
どのような役割をもってこの世に生を受けたのかを知るということ。

「これまでの人生を振り返り、自分の役割とは何かを考えなさい」という意味です。
                                               論語・為政第二より引用


いま頑張っていること、仕事への思い、大切な人への思いを残しておくこと。それは
70代になって40代50代を振り返るよりもさらにぎゅっと思いがつまったリアルな言葉が紡げます。
何事もなければ、人生の節目ごとにエンディングノートを更新していくのです。
その年代のときどきで感じていた思いや考えがそのまま自分史になります。
自分自身でも、振り返ったときにも忙しい40代50代を懐かしく、愛おしく思い出すことでしょう。

人生の折り返し点まできた今、自分の半生を棚卸しして、未来のライフプランを考えていきませんか。貴重な時間とお金をこれからの人生に活かしていくために!エンディングノートを作成しましょう

配偶者またはパートナーがいる方

お互いにすべての財産について把握しているでしょうか。
お給料をそれぞれで管理している場合も、どちらか一方が管理している場合も、もしものときには何も把握できず非常に困ります。
☑不動産 
☑預貯金 複数の銀行を使用している場合、すべて記載が必要です
☑住宅ローンの残債 毎月の引き落とし金額、振込先の通帳、キャッシュカード
☑教育資金 
☑保険の証券類 もしもの時に請求先がわからないということにならないように
☑クレジットカード情報 現在使っているカードは何枚あるか、カード引き落としの銀行名、年会費がかかるものを記載
☑株や為替、仮想通貨の情報

以上をまとめておくと良いです。
亡くなった時だけでなく、災害時にも役立ちます。
借金があるようなら負の財産の記録も大切です。分割払い、ローン購入の支払いについても書き記しましょう。

生命保険などは20代のころに何となく入ったものについて、保障の見直しが必要になることもあります。
エンディングノート記載を機会に、自分たちに必要な保障について考えてみましょう。
こうすることでお互いに家計全体のことを冷静に把握できるメリットもあります。

そのほか、どちらか一方が管理しているパソコンのパスワードも知っておいたほうがいいです。
デジカメ写真をパソコンに入れっぱなしの方も多いと思います。
遺影の写真を使いたい時に、パスワードがわからなくては印刷することもできません。

年賀状もSNS主流でやりとりしなくなってきた昨今。
スマホが開けないと、お友達の連絡先もわかりません。
スマホのパスワードは携帯ショップもアップルストアも教えてくれません。自分で残しておくしか方法はなさそうです。メルマガ購読料や有料アプリなども記載しておきましょう。

パソコンやスマホを一切開かずに処分してほしい場合は
その旨も記載し、CD-RやUSBに自分のお気に入り写真と住所録をいれておきましょう。


中にはパートナーの職場の正式名称がわからない方もいらっしゃいます。
職場の名前、部署、電話番号は最低でも知っておくといいです。

日記や元彼・元彼女関係のモノ、エログッズ、見たらドン引きされるヲタグッズなどあれば一切中身を見ずに捨ててほしい(燃えるゴミ)(燃えないゴミ)などと記しておきましょう。ゴミの分別で見られたら元も子もないですから

エンディングノートを作成していると、お互いに意外と知らないことが多くて驚くと思います。
ぜひお二人がこれまで培ってきた人生の棚卸しと総点検をしましょう。
一人で一方的に記入するのではなく、意思疎通は大切。
お相手が面倒くさがる場合、自宅はくつろぎの場所なので重い腰があがりにくいです。
カフェなどに誘って、ゆったりした気持ちで話すのもおすすめです。
ただし、個人情報流失にはくれぐれも気を付けてくださいね。

もしもの時以外はパートナーに内緒にしておきたいこと
携帯のパスワードや資産類(秘密の貯金)、相手へのメッセージなど、言いたくないものもあると思います。人間だもの ^^
その場合は糊付けに加えて割印をするなど、もしものときにしか開けない工夫をしておきましょう。
もちろんノートの場所だけは伝えておいてください

ひとり世帯の方

ひとり暮らしの方ほどエンディングノート記載が必要です。
暮らしの状況を誰もしらないですから。
「大事なものは、たぶんあのあたりにある」という見当すらつきません。
またエンディングノート記載をきっかけに、自分自身の現状を把握できることもメリットです。

記載内容は「配偶者またはパートナーがいる方」の項目と変わりはないです。
お子さんや離れて暮らす兄弟、親戚、近しい友人など誰かがあなたの家の整理に来た時、わかるようにしておきましょう。

また交際相手、こども、両親や兄弟へのメッセージも普段は照れくさくて伝えられないものです。
感謝や思いを記入しておくことは万一のときの家族のあたたかい心の支えになるでしょう。

ひとり世帯といっても、シングルマザーまたはシングルファーザーの方、独身または離婚等で一人暮らしされている場合があると思います。

ひとり世帯 シングルで子育てされている方

お子さんが困らないように、配偶者またはパートナーがいる方を参照に準備してください。
お子さんが幼稚園年長以降でしたら、発達に応じた伝え方で大事なノートがある場所を伝えておきましょう。
大事なパートナーですもの。

ひとり世帯 一人暮らしの方

若ければ若いほど、急にお別れの機会がやってきたときの残された方の喪失感はとても大きいです。
大切にしているものは記載しておきましょう(必ずこれは棺に入れてというのも書きましょう!)
自分の映りが一番いいお気に入りの写真を用意しておきましょう。
わかりやすいのはCD-R、USBなどに落としておくことです。一緒に友人や会社の住所録も入れておきましょう。
そうすればパソコンは中身を開かないで処分できます。

    

まとめ

エンディングノートは何度でも書き直しできるものです。
まだ若い40代50代の方々は、気持ちが変わっていくことが当然あります。

パソコン入力でもいいですが、肝心のパソコンを開かないといけないのでプリントアウトはしておきましょう。
ノートに記載なら、修正可能なえんぴつ書きが良いです。
消えるボールペンは熱や水などで薄れることがあるので避けましょう。

随時更新していくことが大切ですがなかなか差し迫らないと忙しい日々の中、更新するのも難しいですよね。
記念日、誕生日などエンディングノートを見直す節目を設定されるのがおすすめです。

 

本当に使って良かった!エンディングノート ランキング

医療・福祉現場で約15年働いてきた看護師であり、エンディングノートプランナーが作成した
本当に使ってよかった「エンディングノート」ランキング。

みなさんにピッタリ合うエンディングノートが手に入れられるようにしたい。
そんな思いからすべて自腹で購入!
中身を吟味しランキング作成をしました。ランキングはいいものが見つかれば変動します。お役に立てたら幸いです。

1位 「もしも」の前に作っておきたいエンディングノート

かゆいところに手が届くエンディングノート。
目が悪い方、マス目に字を小さく書くのが難しい方、老眼・白内障・緑内縁など小さな文字が見えにくい方には記入欄が大きく、読みやすいでのでおすすめです。両親へのプレゼントなどにも最適です。
必要な情報が網羅されているにも関わらず「たくさん書かないと」というプレッシャーを感じさせない内容。
かつ、思い出や未来に向かっての気持ちの整理もできて、単なる終活という意味合いだけではないのがとても良いです。

2位 そのまま書ける!パソコンでも使える! 明日のための「マイ・エンディングノート」

両親にプレゼントしても、若い世代が記入しても、配偶者と書いてもよいオールマイティーなエンディングノート。
文字を書くスペースが大きめで、ぎっちり詰まっていないので目に優しい。
特筆すべきはやはり2冊組であること。財産関係は分けて保管して、必要な人にしか見せたくないですよね。
またパソコン入力を希望されていた方には、CD-ROM付きはありがたい。
星5つにならなかったのは値段です。2000円超えは割高に感じてしまいそう。しかし、内容とCD-ROMのことを確認すると妥当なお値段だなと思います。
本当に使って良かった!エンディングノートランキング2位にランキング入りしました。ランキング入れ替わります!
充実した内容含め、幅広い世代におすすめできます。

3位 MY Life これまでとこれから自分史年表+エンディングノート

「人生の終着地点を考えることで、今をよりよく生きる」ことを実現できるエンディングノートの決定版。
K&B PUBLISHRS 旅のガイド本「るるぶ」の出版社。終末期やエンディングに特化していないため、幅広い年齢層が利用することができます。
これまでのあゆみや思い出を振り返りまとめられる自分史機能+「これからのために」「もしものために」を記入できるエンディングノート機能が1冊にまとまっています。
自らの人生観を整理しつつ、楽しみながら記したい方なら、若者~中高年~老年期とどの世代にもおすすめ。
(簡潔に終末期のことのみ記したい方にはおすすめできませんので注意)

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