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エンディングノートレビュー

よりよく生きるための断捨離式エンディングノート / 著 やましたひでこ / 主婦と生活社 エンディングノートレビュー

更新日:


よりよく生きるための断捨離式エンディング・ノート

1.商品情報

価格Amazon950円

「断捨離」で一世を風靡をした、やましたひでこさんのエンディングノート
タテ25.2 x ヨコ18 x 厚さ1 cm B5サイズ
大学ノートとほぼ同じ大きさ。

つるっとしたカバーがついている一般的な書籍です。
書籍なので、ノートと違い手で抑えて記入しないとパタンと閉じてしまいます。

2.対象年齢

著者のやましたひでこさんは【「断捨離」とはよりよく生きること】 このエンディングノートは【これからよりよく生きるための生き方見直しノート】と記しています。
このため、そろそろ定年を迎えようか、または迎えたばかりの世代。断捨離から考えて、子どもが巣立ち、新しいライフスタイルになったご夫婦(50歳代くらいか)にも良い内容と思います。

3.よりよく生きるための断捨離式エンディングノート /目次

第1章 人生の幕切れに断捨離は欠かせない
・自分にふさわしいモノに囲まれて生きる!「断捨離流」人生のエンディング
・「もっと欲しい」を断ち、シンプルに暮らそう!ゆたかな日本でゆたかに歳を重ねる
・多くを持たねば幸せになれないという価値観を見直す 「多すぎること」より「足りない」ことに目が向きがちな私たち
・ライフステージの変わり目が「断捨離タイミング」
・何よりも「捨てる」を優先するわけ
・「相手を思い通りにしようとしない考え方」を身につける
・「小さな成功」をとっかかりにこれからをイキイキと
・老いや死について考えることを手放す
・これからは「引き算」で快適に

第2章 悔いのないエンディングへ向けての実践ワーク
・「要か不要か」「快か不快か」を常に問いながら…ごきげんな毎日を生み出す10の断捨離
・自分の体と心の健康を守っていくために欠かせない「モノ」の断捨離
・付き合いを取捨選択してゆたかな生き方を!「人間関係」の断捨離
・大量の情報に振り回されて時間をムダにしない「情報」の断捨離
・「後悔への怖れ」の断捨離
・「悩み」の断捨離
・「お金の不安」の断捨離
・「怒りの感情」の断捨離
・「他者への期待」を断捨離
・「言い訳」の断捨離
・言葉の持つ力をあなどってはいけない
・「自分勝手」の断捨離

第3章 「プレ・エンディングノート」を作ってみよう
・生きてきた道をたどればこれからが見えてくる!自分年表を書いてみる
・第一歩は気軽なことから始めてみよう 「これからやりたいリスト」の魔法
・日常は有り難いことの連続だからこそ、ありがとうの気持ちで毎日過ごす
・「好き」を集めれば命が輝く
・遺したいものを見極める
・「もしものとき」に連絡したい人を選び抜く
・パートナーへの自分の思いに素直に正直になる
・「私らしく」をそのときまで貫く
・自分に関してのデータを明確にしよう(携帯電話やパソコンのデータ、公的年金データ、クレジットカードのデータなど)
・少ない財産でも、仲の良い家族でもトラブルは起こり得る
・人生の幕引き、どんな演出にしましょうか
・「私」についてのサインを決めておく

4.総評・口コミ・レビュー

2014年6月9日 1刷発行
2018年7月11日 6刷発行

やましたひでこさん「断捨離」の目的は【モノへの執着を捨てることが最大のコンセプト。モノへの執着を捨てて、身の周りをキレイにするだけでなく、心もストレスから解放されてスッキリする】こと。終活にもつながる考え方ですよね。
ちなみに、断捨離を行い、身も心もすでにスッキリされているダンシャリアンの方は、このエンディングノートは必要ないと思います。

良い点

子どもの成長などライフスタイルが変わったとき、定年退職を迎えたとき、何の節目でもないけれど猛烈に片付けをしたい、モノも人間関係もいろいろ整理したい!
そんな方は読みすすめながら、ところどころ書き込みをしていくと、自分の気持ちの整理ができるツールとなると思います。
また、メッセージは「死」というより「死を迎えるまでよりよく生きる」というポジティブなメッセージなので、エンディングノートに抵抗がある方も受け入れやすいかもしれません。

本の中身



わずらわしい人間関係に悩む方、義理のお付き合いの整理に悩む方、ライフステージが変わったことでパートナーとの関係に悩む方もいらっしゃるでしょう。これらに記入し、本音を自身で見つけ出すことで、自らの思いを整理し、よりよい関係性を構築する一助になると思います。
ただし、一般的なエンディングノートを購入しようとする場合には、自己啓発要素が強いので「間違えた!」と思うかもしれません。


セカンドライフを考えてる方を想定した内容のコラムもあります。


これからやってみたいことリスト。後悔しないよう生きている時間を充実させるためにも書き出すことは有用。
自分年表も履歴書のような堅苦しいものではありません。心に残っているライフイベントや好きだったことをざっくりとしたライフステージ別に記入するものなので、楽しい気持ちで記入できそう。
年齢とおり、順番になぞって記入していくものは、それぞれの心にある「あまり良い時代じゃなかったな」「特に遺したくないな」といういわゆる黒歴史をなぞることになる可能性もあるので、この記入方法は万人に良いと思います。

プレ・エンディングノートという位置づけで、自分自身の情報を記入する欄も設けてあります。
ただし、プレというだけありすべてが簡易的。
エンディングノートの入門編として使用し、詳しく書くには別のエンディングノートをもう1冊購入するか、自身で書き残す必要があります。

5.5つ星判定

エンディングノートソムリエの評価 

エンディングから良い人生のスタートへ、という明確なコンセプトがポジティブに伝わってきます。
また、書籍として読みごたえがあり、長く生きる中で抱えてきた様々なものから、解放されるヒントもちりばめられています。
しかし残念な部分があるので星をひとつ減らしました。
◆人は自分の死に対して「何となく」の意思表明はするけれど「明確」にはしないもの
◆元気なうちに話し合っておけばよかったね
という重要な記述があるのにもかかわらず、病気や介護が必要になったときの情報を記述する欄がないことです。
生き抜くために必要な記述を飛ばして、お墓イメージの記入になるところが惜しいです。

読み物メイン、ちょこっとエンディングノート機能もあるといいなというライトな目的の方、
または自己啓発本が好きな方、断捨離に興味はあるが読んだことはない方、ライフステージが変わったお友達にプレゼントという目的には良いと思います。

購入される方はこちらからどうぞ♪




 

本当に使って良かった!エンディングノート ランキング

医療・福祉現場で約15年働いてきた看護師であり、エンディングノートプランナーが作成した
本当に使ってよかった「エンディングノート」ランキング。

みなさんにピッタリ合うエンディングノートが手に入れられるようにしたい。
そんな思いからすべて自腹で購入!
中身を吟味しランキング作成をしました。お役に立てたら幸いです。

1位 MY Life これまでとこれから自分史年表+エンディングノート

「人生の終着地点を考えることで、今をよりよく生きる」ことを実現できるエンディングノートの決定版。
K&B PUBLISHRS 旅のガイド本「るるぶ」の出版社。終末期やエンディングに特化していないため、幅広い年齢層が利用することができます。
これまでのあゆみや思い出を振り返りまとめられる自分史機能+「これからのために」「もしものために」を記入できるエンディングノート機能が1冊にまとまっています。
自らの人生観を整理しつつ、楽しみながら記したい方なら、若者~中高年~老年期とどの世代にもおすすめ。
(簡潔に終末期のことのみ記したい方にはおすすめできませんので注意)

2位 コクヨ 「もしもの時に役立つノート」

コンセプトは「家族のために。あなた自身のために」
もしものときに家族が困らないように、自分自身の情報整理に使うことが目的のエンディングノート。
文房具屋が作成しただけあり、用紙にもこだわりがあります。しっかりとした厚みでなめらかな書き心地の用紙。
シンプルで事務的に必要なことを簡潔に伝えられるエンディングノートがほしい方にはぴったり。Amazonのレビュー評価が高いだけあり、年齢問わず万人向けのノート。
備忘録の要素を強く求めている方に合う。
思い出を楽しく綴るというより、気がかりをひとまとめに記入できる事務的要素が強いノートです。

3位 親ブック

子どもが親に聞き取りながら記入するノート。このため、親がいるなら何歳でも適応。ですが現実的に親の交友関係や生活が気になり出すのは、子どもである自分が30代後半~、または両親が65歳すぎたころかな、と思います。
親ブックのコンセプトは、親子をつなぐきっかけ作り。
親のことを考え始めた方の入門編といったところ。
エンディングノートとは言えません。介護や、葬儀、財産、人生の最終段階の方針はまたあらためて確認する必要があります。
ただ、親のことが心配なだけなのに「エンディングノート」「終活」という言葉で親を傷つけたくない、もっとやんわりと親と今後のことを話したい、という場面にはぴったりです。その中で自然と終末期の希望なども聞けるのが理想です。

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