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もしものときの安心メモリー帖

  もしものときの安心メモリー帖

 

1.商品情報

商品価格 858円 池田書店 監修者 佐々木悦子(一般財団法人 日本エンディングサポート協会理事長)法律監修 長谷川裕雅(東京法律事務所 相続弁護士)
25.7 x 18.2 x 2 cm

はじめのページには、もしものときの連絡先などを家の中に貼れるよう切り取り線がついています。ここにケアマネージャーの連絡先もあります。
また、いちばん後ろには透明のビニールポケットがあるので、写真などを保管できます。重宝しそうだけれど、かなり薄いビニールなので夏場に写真とビニールポケットがくっついてしまいそう。クリアファイルなどに入れた上で、ビニールポケットを使うとよさそうです。CDーROMならいいかもしれません。

また「もしものときの安心メモリー帖」という名前から、エンディングノートという名前に後ろ向きな気持ちを感じてしまう方にも良いと思います。

2.対象年齢

エンディングノート、とは謳っていませんが、内容的には終活を見据えておりシニア層を想定しているノートです。
定年された方、65歳以上の方におすすめです。

3.もしものときの安心メモリー帖 目次

なぜノートにまとめるとよいのでしょう?
このノートの使い方
私のこと
私の「いま」確認表
緊急連絡先
第1章 私について
私の健康・病気・薬について/私の介護について/
判断できなくなったら~成年後見制度~/
告知と延命治療について/大切なものの番号と保管場所1/
相続について/親族表/名簿(家族・親族、友人・知人)/
私の葬儀について/お墓・法要について/好きなものについて/
ペットについて
第2章 もしものとき
あとを託された人が困らないように~ノートを託された人へ~/
手続き上の注意点/遺言・相続/銀行口座/保険/
その他の資産・負債/形見分け・寄付・寄贈/
大切なものの番号と保管場所2/大切な人たちへのメッセージ/
いま、思うこと

4.総評・口コミ・レビュー

文字がとても大きく、読みやすく、書きやすいです。上記の写真をご覧ください。
上段が本日紹介している「もしものときの安心メモリー帖」、下段が「コクヨ もしもの時に役立つノート」です。
字の大きさが全く違いますよね。

 
介護については、介護サービスを使いながら自宅で過ごす事や高齢者住宅と多様な選択肢があって現実的。利用している介護サービスやケアマネも記入できるのもお役立ち。エンディングノートによっては「家族に介護を頼みたい」「施設に入りたい」という、なんと現実を理解できていないんだ!家族も困惑するだろうなぁというお粗末な選択肢もあるので。

医療ページは、延命治療と緩和ケアの違いなど、みなさんが実際わからず、迷う部分を丁寧に説明していると感じました。
選択を迫られたときに知るよりも、事前に知っておくことは後悔しない選択につながると思います。

薬については「おくすり手帳」に言及していていいですね。薬は内容も容量も変化することが多いのでお薬手帳がいちばん正確。
どこにしまわれているかわからないご家族が多いので、しまい場所を記載しておきましょう。

成年後見制度については読み物が充実。使わないとしても、判断能力がなくなった場合に手続きを頼みたい順番を書けるようになっています。
「契約は結んでいないが頼みたい」という欄があるが、その場合きちんとお願いしておきましょう。
ここを記入することで、誰に頼むか具体的に考え、事前にお願いするきっかけになるかもしれません。

もしものときの項目、資産や銀行、保険については万が一の事態になるまで見られたくないですよね。病院などにそのまま、持っていたときも金融情報、また大切な人へのメッセージなどは隠しておきたいと思います。このエンディングノートはなんと「袋とじ」にできるのりしろがあります。
これなら安心ですね。

「思い出や大切にしてきたことなど、これまでの人生を振り返って自由に記してみてはいかがですか」という項目。
ノート記入後に胸によぎる思いがあるでしょう。「メモ」というようなページよりあたたかみがあります。

5.5つ星判定

エンディングノートソムリエの評価  4.6
高齢者にターゲットをしぼり、文字が大きく読みやすい、書きやすい。その上であえて「エンディングノート」という言葉を使わず、手に取るようにしている工夫がすばらしいです。
もしもの時まで、また他人には見られたくないページは「のりしろで袋とじ」にできるアイデアも画期的。
これで値段も858円とお得。値段がお手頃でも、内容は手抜きではない、バランスの良いエンディングノートです。

本当に使って良かった!エンディングノート ランキング

医療・福祉現場で約15年働いてきた看護師であり、エンディングノートプランナーが作成した
本当に使ってよかった「エンディングノート」ランキング。

みなさんにピッタリ合うエンディングノートが手に入れられるようにしたい。
そんな思いからすべて自腹で購入!
中身を吟味しランキング作成をしました。ランキングはいいものが見つかれば変動します。お役に立てたら幸いです。

1位 「もしも」の前に作っておきたいエンディングノート

かゆいところに手が届くエンディングノート。
目が悪い方、マス目に字を小さく書くのが難しい方、老眼・白内障・緑内縁など小さな文字が見えにくい方には記入欄が大きく、読みやすいでのでおすすめです。両親へのプレゼントなどにも最適です。
必要な情報が網羅されているにも関わらず「たくさん書かないと」というプレッシャーを感じさせない内容。
かつ、思い出や未来に向かっての気持ちの整理もできて、単なる終活という意味合いだけではないのがとても良いです。

2位 そのまま書ける!パソコンでも使える! 明日のための「マイ・エンディングノート」

両親にプレゼントしても、若い世代が記入しても、配偶者と書いてもよいオールマイティーなエンディングノート。
文字を書くスペースが大きめで、ぎっちり詰まっていないので目に優しい。
特筆すべきはやはり2冊組であること。財産関係は分けて保管して、必要な人にしか見せたくないですよね。
またパソコン入力を希望されていた方には、CD-ROM付きはありがたい。
星5つにならなかったのは値段です。2000円超えは割高に感じてしまいそう。しかし、内容とCD-ROMのことを確認すると妥当なお値段だなと思います。
本当に使って良かった!エンディングノートランキング2位にランキング入りしました。ランキング入れ替わります!
充実した内容含め、幅広い世代におすすめできます。

3位 MY Life これまでとこれから自分史年表+エンディングノート

「人生の終着地点を考えることで、今をよりよく生きる」ことを実現できるエンディングノートの決定版。
K&B PUBLISHRS 旅のガイド本「るるぶ」の出版社。終末期やエンディングに特化していないため、幅広い年齢層が利用することができます。
これまでのあゆみや思い出を振り返りまとめられる自分史機能+「これからのために」「もしものために」を記入できるエンディングノート機能が1冊にまとまっています。
自らの人生観を整理しつつ、楽しみながら記したい方なら、若者~中高年~老年期とどの世代にもおすすめ。
(簡潔に終末期のことのみ記したい方にはおすすめできませんので注意)

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