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だれでもトイレが「だれでも使うトイレ」になっていること

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だれでもトイレって知ってる?

ああ。広くて誰でも使えるトイレね。知ってる知ってる~

おいおいおい違うよ!!!

障害児や乳幼児連れが優先的に利用できる「多機能トイレ」

車いす対応の広さ、手すり、おむつ交換台、介助ベッド、オストメイト用汚物流などが備わっています。

 

 

ただ、多機能トイレの名称を「だれでもトイレ」「みんなのトイレ」など親しみを感じるキャッチーなネーミングにしたことで
「キミは普通のトイレ使いなさいよ」っていう健康な人が着替えしたり、化粧したり、化粧したり、化粧したり、着替えたり(何回も言う)
はたまた、グループで占領してしまうことも。

ちなみに多機能トイレの鏡って、大きくて使いやすいんだよね~♪って思いませんか。それもそのはず。この大きな鏡は「わたし美人さん☆」って見るだけではなくて、きちんと役割があるんです。その訳に行く前に・・・。

 

オストメイトってご存知ですか。聞いたことはあってもイメージはわからないことも多いかなと思います。

              オストメイトとは

便や尿を排泄するための人工肛門・人工膀胱(総称「ストーマ」)をもっている人のこと。病気や事故などにより腸や尿管が損なわれた場合などに、手術により主に腹部にストーマが造設される。取りつけられた袋(パウチ)に便や尿が溜まるようになっており、自分あるいは介護者などが取り外して中身を処理する。
2015年現在、国内のオストメイトは約20万人とされている。ストーマは服の下にあり見えず、また出歩くことなど一般的行動ができる人も多いため、身体障害者と思われにくい傾向がある。近年ではストーマ装具を交換する機能をもったトイレなどが増えてきており、専用のマークも考案されているが、理解が十分広まっていないとの指摘がある。

 出典 朝日新聞出版知恵蔵mini

ストーマを持つと自分の意志と関係なく便や尿が出るため、排せつ物を貯め(パウチという袋に貯めます)
そして、排泄物を捨てる必要があります。最初の装着時ははずれたり、排便コントロールの難しさもありますが、慣れて管理していけば、漏れることはほぼありません。
学校、仕事も問題なく行えます。
また、大きな鏡はパウチの装着状況の確認をするためについています。お化粧するのに便利なため~ではありません。

また、介護ベッドもとても役立つものです。おむつをしているのは赤ちゃんだけではありません。
障がいを持つ方、高齢者、病気を持つ方様々な方が利用しています。

多機能トイレができるまで、そういった方の外出はとても難しかった。
おむつ替えスペースは赤ちゃん用でとても小さいし、第一高い台にあるから大きな人を乗せるのは難しい。
また、父親の育児参加が進む中、女性トイレしか赤ちゃんのおむつ替えスペースがないということもよくあります。

空いているから、ではなく必要な方が必要なときに使えるように空けておくことが大切。

でも一方「知らない」ということもあると思うのです。このオストメイトを示す案内表示でどれだけの方がわかるかなあ。
実際、なんで困るのかわかるかなあ。

これは身近な人に、啓発していくのが一番。
知っている大人は子どもたちに伝えていきましょう。知らなかっただけの方は、行動を変えていくことができます。

わたしも子どもたちにも、授業でも伝えていこうと思います。

オストメイトの方々は、かゆみや出血などのスキントラブル、食事の管理、温泉旅行など様々な日常生活におこりうることを解決しながら日々過ごしています。病気を克服した方が日常生活で不便がないよう配慮していきたいものです。

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日本全国のオストメイト対応トイレ情報を検索できるWEBサイト「オストメイトJP」はとても便利

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