こんばんは!
お盆ですから、久しぶりに両親と会った方も多いのではないでしょうか。
突然ですが70歳近い父親と、ケンカしてしまいました。
いま、はげしく後悔しています。
もし今、帰省中でひさしぶりに両親と会ってる方。気をつけて!!
気のゆるみと親とのケンカ!!
全然おすすめできない。後味悪いよ!!
わたしの父親はいわゆる団塊の世代です。
きびしい競争の中生き抜き、大黒柱として家族を養い、ひとつの会社に定年するまで身
を捧げ、歯を食いしばって生きてきた。そんな世代の父親です。
組織の中でやり遂げたことも、人望があったことも、そして悔しかったこともたくさん
あったことは、子どものころから、詳しくはわからなくても感じることがありました。
尊敬もしています。
仕事のことを父に相談することも多々ありました。
でも・・・言葉が強い時があるんですよ。一方的に感じることがあるんです。
そこは長い社会人経験で培った自信からくるものなのですが。わかっているのに、
もう40代になるのに。
ついつい「カチン」ときてしまうことがあります。というより、「カチン」と
きてしましました。
私自身が否定されたわけではないのですが、父の物言いに猛烈に反発してしまったので
す。
親子だけれど、価値観は違います。
年取ってるんだから「はいはい」って聞いておけば、という理屈は頭ではわかるのです
がそれって親を軽く見ている気がする。
だからって親を言い負かすことに何の意味があるんですか。わたし!!
今回、父が「もういい」と言葉を切って離れてくれてよかった。もっと言いすぎる
ところだった。現役のころの父なら、父ももっと止まらなかったと思います。
親の元に行くと、親がいつまでも子どもとして接してくれます。帰りに何かしら持たせ
てくれたり、「いつも忙しいけれど身体には気を付けるんだぞ」とか。
親心にあふれています。
そんな親の元で、ついつい、子どもに戻ってしましました。
いい大人なのに。
人の親なのに。
40代なのに。
たくさんの高齢の親と子どもとの関係を見てきて若いときに理解できなかったこと。
それは「なんで年を重ねた親に娘さんは(息子さんは)きつい物言いをするんだろう」
「もっと優しくしてあげてほしい」
なんて愚かな考えだったんだろう。
優しくしたい
きつく言いたくない
それなのに、親子という甘えがリミッターをはずしてしまうことがあること。
傍からどう見えたって、いくつになっても子どもだし、親だということ。
近しい関係だからこそ、分かりあいたい気持ちと甘えが過ぎてぶつかってしまうことが
あること。
わたし、父にちゃんと謝ろう。照れくさいし、言いづらいけどちゃんと言う。
きつい言い方してごめんなさい。
お父さんの仕事観を否定するつもりはなかったの。
ごめんね。
言えるかな。でも言わなくちゃ。今、親に何かあったらほんとうに後悔する。
いつ実家に行こうか。