自分が仕事を頑張っていると、自分の職種の大変さを声高に訴えてしまうことがあるようだ。
しかし、大抵の人は自分の仕事に何かしら大変な思いがある。
だから大変自慢、やりがい自慢合戦になってしまうことがある。永遠に平行線。不毛だ。
他職種連携で大事なことは、自分以外の仕事に興味関心を持つことだと思っている。
たくさん話を聞く機会があると、「はっ」とすることがある。自分と違う切り口に気づきがたくさんある。
医療・福祉には多種多様の専門職がある。そこに優劣はない。なのになぜか上から目線になる人がいる。残念な人だなあと思う。
歯車がかみ合わないときは説明の仕方が悪いことがほとんど。
他職種の人に説明することを面倒がってはいけない。
自分は変えることができるが、人を変えることはできない。
残念な人がチームにいるときは風通しが悪くなるけれど、こちらのスタンスはいがみ合わず、同じ土俵に立たず、感謝を伝えつつ、興味を示すようにしている。
短剣をぶっさされた心にさらに自分からグイっと近づくようなつもりで。
逃げられるなら逃げてもいいけど、仕事だとそうもいかないことが多いから。
言葉がきつい人が悪いひとともいえない。ストレートで頭と口が直結しているタイプ。あまり間に受けない方がいい。緊張はするけれどね。
言葉が優しい人が優しいともいえない。心で不満がたまりまくっている場合もある。
仕事の人はいい仕事ができればいい。いがみあうことも、仲良くなる必要もない。友達でもないひとの言葉に傷つく必要もない。
他職種連携がうまくまわるととても良い方向に進む。
医療と福祉の両輪っていい言葉だ。両輪どちらが欠けても進まないから。