お盆も近づき両親のこと、帰省を考える時期ですね。
帰省してみたら、自分が思っているより急に年を取った気がする・・・と心配になる方がいるかもしれません。
また帰省自体なかなかできず電話連絡だけで心配に思うこともあるでしょう。
①近所を味方にするべし
1番近くにいる隣人やおむかいの方。管理人さん。子どもの立場では、これまで挨拶程度の関係だった方に、お土産でも渡しがてら話をしてみるのはとてもおすすめです。
何か気がついたら連絡をくださいとお話し、自身の携帯電話番号を伝えておきましょう。(メモに書いて、お土産などに添えて渡すのもきちんとした印象ですね)
近隣の方は、隣人のご様子が気になっていてもどこに伝えたらいいかわからない、と思っていることも多いです。民生委員さんが心配して見守っていることもあります。「遠くの知人より近くの他人」は一理あり。
以前、全身やけどで病院に救急搬送された80代独居男性。見つけたのはお向かいの方でした。夜間電気がつかないことを不審に思い、事前に聞いていた息子さんに連絡。駆けつけると風呂場でうつ伏せに倒れていたそうです。原因はやかんにお湯を沸かした際、あやまってひっくり返し熱湯を下半身全体に浴びたこと。風呂場で冷水をかけようと這っていきたどりついたところで、動けなくなっていたそうです。ご近所の通報のおかげで助かることができました。地域の大事さを実感しました。
②見守りセンサーなどの導入
様々な会社で見守りブザーなどが販売されています。1番は電話や会うことですが、たとえば自分が帰ったあとその日に何か起こるかもしれません。そうした意味では見守りセンサーなどの導入もひとつだと思います。
私は監視カメラっを室内に設置することをいいと思いません。親には親の生活があるからです。家族であろうとプライバシーは守られる権利があると考えています。センサータイプは動きを察知するタイプなので、プライバシーは守りながら様子を見守れます。またスマホにデータが送られるのも、安心ですよね。
例えばこちら↓↓
おはようボタン、内服ボタンなど感覚的に高齢者も理解できるように作られています。ただし宣伝にある「軽度認知症」を感じている場合は、こちらの機械で診断はできませんのでご注意。
認知症が心配な場合は、かかりつけ医または地域包括支援センターに相談し、もの忘れ外来や認知症専門医を紹介してもらい受診しましょう。
こちらも↓↓
こちらは「温度」「湿度」「照度」「運動量・動き」をセンサーで見守れるのがウリ。熱中症の注意もできますね。
少しでも元気に長生きできるよう、文明の利器も利用しつつ、たとえ離れていても親を見守っていけるといいですね。