母から携帯電話の調子がおかしいと連絡が来た。確認してみるとたしかに動作が鈍い。操作が悪いという問題ではないようだ。
早速、携帯ショップに予約を入れて携帯を持ち込んだ。
店員さんがしばらく操作性を確認し、サポート範囲内のため新品のスマホに取り替えてくれることになった。
そうなると様々な登録やアプリの入力が必要となる。
LINEのID,ツイッターのID,GoogleのID、アップルIDなどなど・・・どれもこれもIDとパスワード。母がメモ帳にメモしていたものがあったので大変助かった。
やっぱりこうしたときに頼れるのは紙だ。
IDやパスワードを、携帯電話のメモ機能で管理している方もいるが、これはやめたほうがいい。
携帯電話をなくしたり、落としたり、電源が入らなくなったら見ることができなくなるからだ。
結局はアナログのようでも、手書きが1番なのだ。携帯会社の店員さんも同様に「結局は手書きがいちばん」と言っていた。
エンディングノート記入時も、特に項目になくても、現在使用しているアプリのIDやパスワードは記しておいた方が良い。
たくさんのIDやパスワードに囲まれているのは、親世代も同様なのだ。
特に引き落としがあるものに会員登録している場合は注意が必要だ。
たとえ、死亡後に銀行口座が凍結しても引き落としされ続けてしまう。ぎこちなく両親がスマホを使っている状況でも侮ってはいけない。
エンディングノートという名前に拒否反応があるようだったらパスワードなどは忘れてしまった時の備忘録として記録しておくのもいい。

親世代は特に「携帯会社に聞けばいいか」と甘く見ていることが多いです。
またエンディングノートに記載するときは登録しているアプリの会費のありなし、会費があるならどこの銀行から引き落としされているか、解除するための連絡先まで記入しておくと便利ですよ。