世の中の高齢者はおしゃれだ。特に女性はファッションに敏感。
だから、杖や手押し車が必要になると「みっともない」「恥ずかしい」「こんな老人みたいの持ちたくない」と言う。
また、子ども世代が高齢の親にプレゼントしようとするときもするときも
「おしゃれだった母にこんなデザインは持たせたくない」など、感じる方もいます。
まず福祉用具の作成している方に言いたいのは
たちあっぷなどの簡便で便利な手すりをインテリアになじむ木目調なども発売してほしい!
デザインなんてどうでもいいじゃん、という方はいいんです。
でも、デザインが気にいらず、転倒の危険があるまま過ごしている方がいることが気がかりです。
「自己責任」とはとても思えません。転倒を覚悟しているんのではなく「多分、自分は大丈夫だろう」という楽観的思考によるものだからです。
転んで骨折ってもいいなんてはずがありません。
これがたちあっぷ↓ 置くだけなのに安定感があり、どこにでも設置できるのが使いやすい
杖については、女性向け=かわいい=花柄 が多すぎる問題。
もっと水玉や動物柄などでデザインが豊富になればいいのに。
また色合いもワイン色や茶色など地味すぎます。逆にピンクや水色が浮くようなデザインとか・・・。
登山用みたいなおしゃれな色合いが持ちやすいですね。
ようやく見つけた動物柄。色もホワイトで画期的!
キティちゃん↓
買い物カートは、最近おしゃれな物が増え、抵抗なく持ちやすくなりました。ただし以下のようなキャリースタイルは体重を支え、掴まる目的ではありません。あくまで買い物荷物を運ぶ用途なので注意が必要。また、米や水などを入れると段差で困りますので、重たい物は配達が無難です。
膝や腰が痛いかたは、座面に座れるものが便利かもしれません。コチラは前に押すタイプなので体を支えることができます。
カラフルなシルバーカー見つけました。
花柄ですが、色合いはおしゃれ。
小花柄ですが、シックでかわいい
ちなみに、これらの福祉用具は福祉用具の会社に頼めば、デモ機をお試ししたり、自宅に運んでもらえます。最寄りの地域包括支援センターまたはケアマネさんに相談すれば各社のカタログをもらえます。
福祉用具は安全性が大事なことは当然ですが、「自宅に置きたい」と思うようなデザインも大事だと思います。
高齢者が楽しみを持って選択できるようになるといいですね!