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ダブルケアとは?「疲れた」「毎日が精一杯」 

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「子育て」「介護」どちらか一方でも毎日奮闘、ヘトヘトになるもの。
もしあなたが子育てをしている中、親が倒れて介護しなくてはならなくなったら?

女性の社会進出・晩婚化・出産年齢の高齢化を背景に、育児期にある世帯が親の介護 も同時に担う「ダブル・ケア」の世帯が増加していく傾向にあります。就業構造基本調査により推計されるダブルケアを行う者の人口は約25万人。ダブルケアを行う者は,30歳~40歳代が多く、男女ともに全体の約8割です。 これは育児のみを行う者とほぼ同様となっています。(平成28年4月 内閣府男女共同参画局)

こうした社会の中で、ダブルケアをどう考え、どう乗り越えていけば良いか対策も含めて考えていこうと思います。

ishiko
ちなみに、女性の社会進出については素晴らしいことです。これまで女性が経験し知識を得て積み重ね、築きあげてきた歴史がありますから、晩婚化、晩産化を女性だけの責任にしないでね、ということは声を大にして言いたい。妊娠出産は単なる保育園だけの問題ではないこと、世帯全体を超えた働き方改革が必要です!ダブルケアは社会の問題として捉えていく必要があります

1.ダブルケアとは

子育てと親の介護を同時にしなければならない世帯をいいます。女性の晩婚化により出産年齢が高齢化し、兄弟数や親戚ネットワークも減少し、核家族化しています。出産年齢が高齢化しているということは、それに伴い親の年齢も高齢化しているということになります。

2.ダブルケアのつらさはどんなところか

◇子育て・介護の集中
◇1人にかかる負担の重さ
◇理解者がいない
◇介護離職
◇育児・介護がまわらない

まず子どもが産まれたときからダブルケアははじまります。
出産後1か月健診までの母体の回復のために大事にしなければならない時期に高齢化した親に頼ることができない。充分に体調が戻らないままに、育児と介護を行うことで慢性的な疲労を抱えることになります。
肝心の夫は働きざかりで朝から夜遅くまで仕事。夫が出産後に休みを取得しようにも1週間もとれればいい方。イクメンイクメン言うこの世の中はなんなのか、夫婦で途方に暮れることになります。子どものお世話は、大人の都合ではままならないので厳しいです。
自分たちのことだけで精一杯の中、親のことも考えなければならない状況で孤軍奮闘することになるのです。

そのほか、子育て中に親が急に倒れたという連絡をもらうところからダブルケアがはじまることもあります。そうするとこれまでの生活がいっぺんします。

実質的な親の介護に加え、ケアマネージャーとの話合い、病院への付き添いその他、日常生活のこまごましたサポートをこなす必要があります。ぐずる子どもを抱えて右往左往し、寝かしつけのときに「今日も公園に連れて行けなくてごめんね」と頭をなでながら悲しくなることもあります。

辛い気持ちをせめて吐き出そうとしても、ママ友に状況を共感してもらうことは難しいです。ダブルケアが増えているとはいっても、ママ友で介護まで担っている人はなかなか見つかりません。理解してもらえないことが多いでしょう。「大変ね」と同情されるだけで、ますます落ち込んでしまうこともあります。

また、育児・介護がまわらないことに業を煮やして介護離職してしまうことにもつながります。

内閣府の調査では、ダブルケアを行う男性は、配偶者から「ほぼ毎日」手助けを得ているのが半数以上となっているのに対し、女性では4人に1人にとどまっていることからも、特に女性にとって孤独なダブルケアの現状が見えてきます。

3.ダブルケアの生活に疲れたときの対策

①地域住民の相談先 地域包括支援センターを活用する
地域包括支援センターは地域住民の困りごとを丸ごと受け止める相談先です。相談してみると、当事者ではこんがらがってしまった思考を客観的な視点で整理することができ、解決の糸口が見えることもあります。
ただ自治体の職員は、相性などかなりバラツキがあります。1回相談しただけであきらめないでください。熱心に、大変さに寄り添ってくださる方もいます。

②夫に相談する
忙しい夫に遠慮、またはあきらめてしまって配偶者へ相談していない方も見受けられます。
ダブルケアをそつなくこなす方だと、配偶者が苦しみに気がついていない場合もあります。言わなくてもわかるだろう、は禁物。夫婦であっても、伝えなければ伝わりません。気をつけたいのは、忙しい・疲れがたまって爆発しながら伝えるパターン。配偶者は驚きと八つ当たりされたような怒りを持ってしまい冷静で建設的な話にはつながりません。
1番きついところはどこか、何がシェアできそうか、このままだと子どもに、そして介護に、自分自身を保つためにどんな弊害があるのか、
「ここまで説明しないとわからない!?」という位、丁寧に説明しましょう。

③兄弟姉妹(義兄弟・義姉妹)も巻き込む
介護負担が誰か1人に負担がかかっていませんか。
遠方の兄弟だと実質的な手は出せない、と遠慮はしていられません。まったなしの状況です。介護保険サービス外の利用料を出して貰うとか、数泊実家に泊まりに来て貰い介護をおまかせして自分自身をリフレッシュさせることも考えましょう。

2019年7月1日「相続法」が改訂されます。相続人ではない親族が故人を看護・介護に貢献し場合、金銭を請求できる権利が創設!つまり義父母を介護した嫁に遺産相続が認められることになります。

④子育てについては自治体窓口で保育園利用の相談をしてみる
都内近郊の激戦区であっても、介護要件での保育園申請や一時保育の利用も可能なことがあります。また、認可園でなくてもスポット保育を利用する、ファミリーサポートの利用など様々な社会資源があります。各自治体で制度は異なります。お住まいの地域の市役所・区役所等の保健福祉センター(名称はいろいろ。総合窓口に保育園入園の相談をしたい、といえば案内してもらえます)に一度相談してみましょう。現状を説明することも大切なことです。

⑤親が嫌がってる、という理由だけで介護サービス導入をあきらめないで
介護サービスを最初からニコニコすんなり利用される方はそれほど多くありません。はじめは、他人が家に入ることに抵抗を感じるのも当然です。また、デイサービスやショートステイの利用も、お試しですら拒否的なことはよくあります。
しかし、そこであきらめないでください。
ダブルケアで、息も絶え絶え過ごしているのに介護保険サービスを充分に使っていない方も多くいらっしゃいます。
訪問介護や訪問看護もまずはご挨拶から。拒否的な自宅に訪問することも事前に情報を持ち伺うことに私たちは慣れています。
ケアマネージャーへぜひ相談してみてください。
特に都心ではデイサービスと一口に言ってもさまざまなデイサービスがあります。身体を動かすのが好きならフィットネス型、おしゃべりが好きなら小規模型などマッチした施設を探してみることで楽しく過ごすことも可能です。

⑥介護区分に変更はありませんか
介護状況は刻々と変化していきます。病気や高齢化に伴う随伴症状の悪化があれば、すぐに市町村の窓口へ要介護認定の区分変更申請を行いましょう。使えるサービスが増えて、負担が軽くなる可能性があります。

⑦頑張り屋すぎてはいませんか
ダブルケアに奮闘する方はいわゆる「頑張り屋さん」が多いです。期待に応えよう、自分がなんとかしなくちゃ、と背負いこんでいることもあります。さらに、介護保険サービスを利用する上で「ご本人が嫌がっている」と言いつつ、ダブルケアを行う方の責任感ゆえに使えない方も。とても立派ですが、倒れてしまう前になんとか手を尽くしましょう。
2000年に介護保険サービスができたのは、家族だけで介護の担い手になることは限界だから、社会で支えていこうという理念の元です。そしてケアマネージャーは家族の生活を支えるという使命もあります。
ぜひ、抱え込まないでください。まずは声をあげてみましょう。
あなたは、あなたの人生を歩むという自由もあるのです。充分頑張っています。自分も大切にしてください。

4.ダブルケアまとめ

育児と介護に加え、仕事をしている方だとどうにもならない時間のやりくりや、職場へ頭を下げ続ける日々に「離職」の文字がちらつくかもしれません。しかし、介護離職だけは避けましょう。自分自身を保ち、積み重ねてきた経験値を守りましょう。社会のつながりを本意でなく断ち切ることは、自分での想像以上にじわじわと生活の中でダメージがきます。
「こんなに我慢しているのに!!!!!」と思ったとき、人は自分自身を保てなくなるものです。
訪問看護をしていたとき、仕事をされていて日中不在の家族の方とは「ノート」を置いて交換日記のように意思疎通をはかっていました。このようなお宅はめずらしくありません。不測の事態ですからある程度の割り切りも必要です。プロの知恵もぜひ借りてみてください。

介護、育児どちらかだけでも負担感はあります。それをダブルで担うのはかなり厳しい状況です。育児出来る期間も過ぎてしまえば短くかけがえのない時間です。一方介護は7~8年後まで続くことも考えなければいけません。長丁場です。飛ばしすぎても保てません。
自分がもうひとりいたらいいのに、と何度も思うことがあるでしょう。未来へつながる子どものこと、お世話になってきた親のこと、そして大切な自分自身を守るためにあらゆる資源を使っていきましょう。応援しています。

本当に使って良かった!エンディングノート ランキング

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1位 「もしも」の前に作っておきたいエンディングノート

かゆいところに手が届くエンディングノート。
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必要な情報が網羅されているにも関わらず「たくさん書かないと」というプレッシャーを感じさせない内容。
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2位 MY Life これまでとこれから自分史年表+エンディングノート

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(簡潔に終末期のことのみ記したい方にはおすすめできませんので注意)

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