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介護保険で言う保険者とは

地域包括支援センターに勤めたとき「それは保険者が許可していることなの。市の担当者の個人的見解なの。はっきり確認して」などの注意を受け
「保険者・・・??」となったものです。

【保険者とは】保険の経営・運営主体のことをいいます。
健康保険の保険者は、全国健康保険協会と健康保険組合の2種類。

介護保険の保険者は市区町村。住民票のある自治体が保険者となります。
介護保険法により、介護保険制度の保険者は市区町村(市町村・特別区)とされているのです。

介護保険法
(保険者)
第三条  市町村及び特別区は、この法律の定めるところにより、介護保険を行うものとする。

介護保険制度を安定的に維持運営していくに、保険者である市町村だけではなく、国、都道府県、医療及び年金の保険者である各団体が役割分担して、市町村を支援していけるような枠組みが設定されています。

保険者の仕事は多々あります。
被保険者の台帳策定、介護保険証の交付・更新管理
要支援・要介護の認定
介護保険給付業務全般
介護サービス事業者の指定・管理監督
地域支援・保健福祉に関わる事業提供
介護保険事業計画の立案作成
第1号被保険者の負担率の設定・徴収・督促
介護保険に関わる条例制定
介護保険運営のための財政に関わる業務

40歳になると強制加入となる介護保険料を管理しているのが市区町村。
このためお金を出す市区町村は「その介護保険の使い方だと将来、財源が枯渇しちゃうよ」と物言う権利があります。

保険者が国や県など大きなくくりでなく、市区町村なのは理由があります。介護保険制度は地方分権の理念を重要視し、その地域の実態を把握し、必要であればサービスを独自で行うことが可能だからです。

基本的な制度は同じですが、自治体(保険者)によってサービスの種類も変わります。
住んでいる自治体独自のサービスを知るには、地域包括支援センターまたは保険者である市区町村に尋ねてくださいね。

 

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