病院や高齢者施設で働いていたときに知らなかった在宅のこと。
在宅ではこんなことがあるのか!という現実だけではありません。
逆にこんなに元気な高齢者がたくさんいらしたとは!!!という驚き。みなさんと握手したくなる気持ちです。
80代、90代になっても独り暮らしをされている方、
夫婦でなにかと助け合って暮らしている方々。
多少物忘れがあったり、耳が聞こえずらい、目がみえにくい、腰が痛む、膝が痛むなどあってもたのしく過ごしているみなさん。
趣味を楽しんだり、友人とおしゃべりしたり、ジムに行ったり、お酒を飲んだり、楽しみなテレビや好きな俳優さんがいたり。
年を重ねたら、なんだかつらいことが多いと思っていました。それは、病院や施設、訪問看護など医療やサービスにつながっている方としか接してこなかったから。健康な方々と接する機会があまりにもなかったんだな、としみじみ思います。
80代、90代で元気な独居、テレビに出るようなまれなことではなく、ごくふつうに町にいます。
私もそうやって年を重ねたい。
そのためには、40代、50代から自分の身体を気遣い、心がける必要があることを知りました。
ロコモって聞いたことありますか?→→日本整形外科学会公式 ロコモティブシンドローム予防啓発公式サイト
ロコモとは?ロコモティブシンドローム(運動器症候群)の通称です。
骨や関節、筋肉など運動器の衰えが原因で、
「立つ」「歩く」といった機能(移動機能)が低下している状態のことをいいます。
エレベーターや車を使う便利な現代社会において、人類は足腰を使う機会が少なくなっています。
全世代の方々に注意が必要です。
そう!全世代の方々に注意喚起されています。
エレベーターにはなるべく乗らない、駅では階段を登る、ひと駅多く歩く、朝起きたら5分ストレッチ。
こうした運動の貯金と積み重ねが未来につながっているんだなあと思います。
要支援、要介護の原因のトップは「転倒」だそうです。
実際、介護保険の申請窓口でも「転倒による申請」は多く占めている印象があります。
つまづかない、転ばない体つくりが必要です。
そうそう、先日お話した80代後半のご夫婦が「旅行の全盛期が65~75歳だった!定年して、のんびりあちこちに出かけて楽しかった!」とお話されていました。
その全盛期、素敵だなあ。いいお話をうかがえました。
これから私たちの全盛期が待っているぜ!!なんてうれしい気持ちです。
40代50代のみなさーん。いっしょにロコモ対策頑張りましょう!